迷惑メールを受信した場合の注意点はありますか?
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迷惑メール(スパムメール)とは、受信者の同意なしに無差別に送信されるメールを指します。以下のような内容のメールが、迷惑メールとして扱われます。
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- ・商品の販売を目的とした、広告・勧誘などの宣伝メール
- ・アダルトサイトや出会い系サイトへ誘導するメール
- ・いたずらやデマを広めるためのチェーンメール
- ・偽の請求をして、お金を払わせようとする架空請求メール
- ・偽のサイトに誘導して、個人情報を盗もうとするフィッシングのメール
- ・違う人からのメールのように見せかけているなりすましメール
- ・送信者と宛先のメールアドレスが同じになっているメール
- ・送信者が空欄になっているメール、など
迷惑メールの対象とされるメールアドレスは、以下のような方法で作成・入手したリストを元に、無作為に抽出されます。
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- ・ランダムな英数字の組み合わせで、メールアドレスを生成する
- ・特殊なソフトウェアを用いて、掲示板などのWebサイト上で入力されたメールアドレスを収集する
- ・名簿業者から購入する、など
以下のような理由から、配信を止めさせることは難しいです。
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- ・送信者を特定できないように詐称している
- ・件名を毎回変えている
- ・CCを利用して、実際の宛先と異なったメールアドレスに送信する
迷惑メールの受信を少しでも減らすような対策をおこなうことが必要です。
インターネットを利用する際は意識して、迷惑メールを受け取る危険を招かないようにしましょう。
- ●自分のメールアドレスを不用意に公開しない
- 迷惑メール送信者は、Webページや掲示板などに公開されているメールアドレスを収集し、迷惑メール送信リストに追加していきます。
掲示板、懸賞サイトやアンケート回答でメールアドレスを記入する場合は、(*)フリーメールのメールアドレスを使用し、知人との間で使用するメールにはプロバイダ提供のメールアドレスを使用するなど、目的別にメールアドレスを使い分けることをおすすめします。
*フリーメールサービスとは、J:COM NETが提供しているメールサービスではなく、無料でメールアカウントを取得できるサービスです。 -
- ●身に覚えのないメールには返信しない
- 迷惑メールを受信しても、無視してください。
宛先間違いを指摘する、メール本文に書かれた配信停止 (送信拒否) 用のURLをクリックするなど、迷惑メールに対して反応してしまうと、そのアドレスが現在使われいるアドレスであることを知らせることになり、ますます多くの迷惑メールを受け取ることになります。
また、インターネットバンクや会員専用サイトからの連絡メールを装って、偽のWebページへ誘導してIDやパスワードなどの入力を促し、個人情報を盗む「フィッシング詐欺」が増えています。
見慣れている送信者名やメールアドレスからのメールでも、メールに返信したり、本文に記載されているURLリンクをクリックしないことをおすすめします。 -
- ●HTML形式のメールを受信しない
- HTML形式とは、ホームページのように文字を装飾したり、画像を貼ることができるメールの形式です。
HTML形式メールの中には、HTMLタグにメールアドレス情報を収集する仕掛けを組み込んでいるものがあります。
送信されてくるメールは、すべてテキスト形式で読み取るようにすると、この仕掛けが動作しないため、安全にメールを読むことができます。
Outlook ExpressでHTMLメールの受信を拒否する方法は、以下を参照してください。
- [ツール]メニューから[オプション]画面を表示します。
- [読み取り]タブで[メッセージはすべてテキスト形式で読み取る]にチェックします。
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●添付ファイルを開かない - ウイルスは、使用しているパソコンに常駐して動作環境を壊すものから、感染者のアドレス帳に登録されているアドレスに自動的にウイルスを送信してしまうものまで、その種類はさまざまです。感染先のアドレスを使って、さらに多数のユーザーへウイルスメールをばら撒くという点で、迷惑メールの一種ともいえます。
ウイルス定義ファイルは常に最新の状態に保ち、ウイルス感染の被害を防ぐようにしましょう。 -
- ●怪しげなWebサイトにアクセスしない
- Webサイト上のバナー広告をクリックする、興味本位で成人向けサイトにアクセスするなどの行為は、ウイルスに感染する、スパイウェアに侵入される、パソコンを迷惑メールの踏み台として悪用される、などの危険にさらされることにもなります。有名企業の名を騙ったアンケートサイトや懸賞サイトを装って、個人情報の収集を目的とした悪質なサイトも存在します。
Webサイトにアクセスする際は、以下のような点に注意してください。
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- ・メールに書かれているURLはクリックしない
- ・バナー広告などのリンクは安易にクリックしない
- ・オンラインショッピングサイトなど、氏名・住所・クレジットカード番号・銀行口座などを入力する場合は、SSL通信に対応していることを確認する、など
メールの内容や送信元のメールアドレスなど、指定した条件によって設定したフォルダに自動的に振り分ける「フィルタリング」機能を利用して、迷惑メールの受信をブロックすることも大切です。
フィルタリングを設定すると、受信時に指定したフォルダへ移動させたり、不要なメールを自動的に削除することができるので、受信してしまった迷惑メールを誤ってクリックしたり、必要なメールが迷惑メールに埋もれてしまうということが少なくなります。複数の手段を講じることにより、複雑なフィルタリング設定をおこなうこともできます。
当社が提供しているサービス
当社では、条件設定により受信メールを制限するフィルタリングサービス、メールの添付ファイルやWebページ閲覧中のウイルスチェック、インターネット接続中の不正アクセス検査など、さまざまなセキュリティ関連サービスを提供しています。詳細については、加入者向けサービスページを参照してください。
迷惑メール撃退サービス
メールウイルススキャンサービス
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