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知っておきたい!迷惑ソフト「Driver Updater」って何?

IT・デジタル セキュリティ 2018.10.09
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インターネットを悪用する詐欺には、「ワンクリック詐欺」「フィッシング詐欺」「オークション詐欺」「偽セキュリティソフト」など、いろいろあります。今回紹介するのは、パソコン内部のシステムに関する詐欺です。事象として、パソコンを起動する度に、「更新が必要なドライバがあります」という警告が表示され、更新するために有償版ソフトの購入を促される場合があります。これは、警告を見た人の不安を煽り、個人情報や金銭を盗み取る「迷惑ソフト」の一種である「Driver Updater」(ドライバ・アップデータ)の販売手法です。知らないと引っかかりやすい詐欺ですので、そのような手口に騙されないため、こうしたソフトについて紹介します。

そもそも、ドライバって何?

ドライバ(もしくはデバイスドライバ)とは、簡単にいうと「OS」にて「ハードウェア」を動作させるためのソフトウェアのことです。

 ● OS(Operating System):コンピュータを動かす基盤となるシステムのことで、代表的なものにWindowsやMac OSがあります

 ● ハードウェア:コンピュータを構成する機器のことで、代表的なものにマウス・キーボードやプリンターがあります

Windowsには、さまざまな周辺機器に対応するOS標準ドライバが採用されており、マウス・キーボードなどはユーザーがドライバをあらかじめインストールしなくても使うことができます。この機能は、周辺機器を差し込む(plug)だけで使える(play)ということで、「プラグアンドプレイ」と呼ばれています。一方で、プリンター等の周辺機器の種類によっては、付属するCD-ROMやメーカーのホームページから手動でドライバインストールをしなければならないものも存在します。

ちなみに、使用している周辺機器のドライバのバージョン情報は、以下の手順より確認することができます。また、「デバイスマネージャー」よりドライバの更新を行うこともできます。

【確認手順】windows OSの場合
「コントロールパネル」>「ハードウェアとサウンド(もしくはシステム)」>「デバイスマネージャー」

迷惑ソフトとは?Driver Updaterとは?

「Driver Updater」は、「~件の古いドライバがあるため更新してください」といった偽の診断結果を表示し、不安を煽ります。そして、ドライバの更新を行うためと称し有償版「Driver Updater」のソフトを購入させるために電話番号やクレジットカード番号などの個人情報を入力させ、金銭を騙し取ります。

これらのソフトは、いつの間にか他のプログラムと一緒にインストールされ、偽の警告を繰り返し表示させるといった迷惑な挙動をします。その一方で、パソコンへの致命的な悪影響を与えるソフトではないため、「迷惑ソフト」などと一括りに呼ばれることがあります。また、このソフト自身が直接悪さをするわけではないため、アンチウイルスソフトで検知されない場合があります。

「迷惑ソフト」の中には、「Driver Updater」の他にも「AutoFixerPro2018」(オートフィクサープロ2018という偽セキュリティソフト)といったものも存在します。これら「迷惑ソフト」の対処法や予防策は類似してるため、以下の関連リンクも参考にしてください。

<関連リンク>
>偽セキュリティソフトの警告に注意!【2018/7/24更新 ~ AutoFixer Pro 2018対処法】

迷惑ソフト「Driver Updater」の販売手法とは?

無償版「Driver Updater」がダウンロードされていると、パソコン起動時にいきなりドライバスキャンが始まることがあります。

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スキャンの結果、パソコンを使うユーザーの不安を煽るために「~更新が必要なドライバーが見つかりました」という偽の診断結果がかならず表示されるようになっています。

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そして、この偽の問題を解消するために「すべて更新」をクリックすると、怪しげな日本語で書かれた有償版ソフトの購入ページに飛ばされます。

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「今すぐ購入」をクリックすると、名前やクレジットカード番号を入力するよう求められますが、絶対に入力を行ってはいけません。もし入力してしまうと有償版ソフトの購入が完了し、不要なソフトを購入する羽目になってしまいます。

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アンインストールについて

パソコンを起動する度に上記のスキャンを行う「Driver Updater」は、パソコンを使うユーザーにとっては不要であり、望まない挙動をするものです。そのため、警告が表示されないようにするためには、このような挙動をしている「Driver Updater」を直ちにアンインストールする必要があります。アンインストールは次の手順、または「よくある質問(Q&A)」を参考に行うと良いでしょう。

【Windows10の場合】
「スタート」>「設定」>「アプリ」>「アプリと機能」>該当ソフトを「アンインストール」

<関連リンク>
> アプリ(プログラム)をアンインストールしたい(Windows 10)

【Windows8.1の場合】
「Windowsキー」+「Xキー」>「コントロールパネル」>「プログラムのアンインストール」or「プログラムと機能」>該当ソフトを「アンインストール」

【Windows7の場合】
「スタート」>「コントロールパネル」>表示方法「カテゴリ」にて「プログラムのアンインストール」>該当ソフトを「アンインストール」

購入してしまった…そんなときは?

万が一「Driver Updater」を購入してしまった場合、国民生活センターの相談窓口に相談してみることをおすすめします。場合によっては、クレジットカード会社に問い合わせが必要な場合もあります。

<関連リンク>
>国民生活センター

また、「Driver Updater」のウインドウ画面には相談窓口のフリーダイヤルが表示されます。ここに問い合わせてしまうと、PCの遠隔操作を勧められて重要な情報を盗まれた挙句、新たな製品を購入させられてしまう可能性があります。そのため、「Driver Updater」に表示されるフリーダイヤルには絶対に問い合わせてはいけません。

予防策について

「Driver Updater」をダウンロードしないためにも、普段から以下のようなことに気を付けると良いでしょう。

1. 信頼できるかどうかわからない広告・警告は絶対にクリックしない
2. 信頼できるかどうかわからないフリーソフトは絶対にダウンロードしない
3. 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)のホームページをチェックし、類似のトラブルについての予防策・対処法について知っておく

<関連リンク>
>独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) 情報セキュリティ安心相談窓口

共通して言えるのは、「迷惑ソフト」というものが存在していることを知り、「迷惑ソフト」がどういった手法で金銭や情報を盗み取るのかを知っておくことが重要であることです。インターネットを利用する上でこういった詐欺から自身を守るためには、どういった危険が存在するのかをあらかじめ知っておく必要があります。また、ご自身のパソコンで最低限やっておくべきセキュリティ対策については下記リンク先を見てみると良いでしょう。

<関連リンク>
>セキュリティの重要性と対策

最後に…

「Driver Updater」がインストールされてしまったことに気づきにくい原因の一つに、他の「迷惑ソフト」と一緒にダウンロードされていた可能性が考えられます。例えば、上記の関連リンク《偽セキュリティソフトの警告に注意!》で紹介している「AutoFixer Pro 2018」(オートフィクサープロ2018)というソフトが入っていた場合、「Driver Updater」も入っていたというケースが非常に多いです。

J:COMユーザーの方で、どういった「迷惑ソフト」がダウンロードされているのか解らない、自分で駆除する自信がない・・・という場合は、おまかせサポート内の「プレミアムサポート」で対応していますので利用を検討してみてください。

<関連リンク>
>おまかせサポート

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