J:PLUS
たのしいこと、全力応援

クラウドファンディングってなんだ?

マネー・節約 IT・デジタル 2018.07.19
ユーザが追加した画像

”クラウドファンディング”という言葉をご存知でしょうか?

クラウドファンディングとは、群衆を意味する「クラウド(crowd)」と資金調達を意味する「ファンディング(funding)」を組み合わせた造語で、インターネットを通じて、事業資金や支援金、寄付金を集める新しい資金調達方法として年々存在感を増してきています。

しかし、「聞いたことがあるけど詳しいことはわからない……」「まったく知らない」といった方も少なくないと思います。

そこで今回は、クラウドファンディングの基本と参加方法などについて、解説していきます。

そもそもクラウドファンディングってどんなもの?

クラウドファンディングは、「発明したものを商品化したい」「映画を撮りたい」「文化財を保護したい」といった”アイデアがありながら資金がない人々”と、そのアイデアに共感して”お金を出してもいい人々”をインターネットで結びつけ、資金調達ができるようにする新しい仕組みとして誕生しました。

インターネットを使えば、個人が資金を募集することもできますが、どこの誰かもわからない人にお金を提供しようという人はなかなか現れないでしょう。そこで、”なにかをしたい人”と”出資したい人”との間を取り持つ「プラットフォーム」と呼ばれるクラウドファンディングを運営する組織が登場しました。

なにかをしたい人はアイデアの具体的な内容をプラットフォーム上に「プロジェクト」として公開し、その内容に賛同した人たちが出資して支援します。プラットフォームは、公開前にプロジェクトを審査し、内容に関してのアドバイスや成功のためのサポートも行います。プラットフォームが信頼性を担保しプロジェクトの成功率を高めることによって、支援したい人たちも安心して出資することができるということです。

ただし、一口にクラウドファンディングといっても、いくつかの種類があり、大きく……
●欲しい商品や権利に対して出資する「購入型」
●支援したい活動に対して出資する「寄付型」
●金銭的なリターンがある「投資型」
の3つに分類できます。

このうち、「投資型」は金融商品となり、投資や資産運用の話になります。そのため今回は、「購入型」を中心に紹介していきます。

クラウドファンディングに参加するには?

クラウドファンディングに参加するには、まず、プラットフォームの会員になる必要があります。といっても、サイトにアクセスしてメールアドレスとパスワードを登録するだけですので、特に難しいことはありません。また、Facebookなどのアカウントと連携できるプラットフォームもあります。

プラットフォームには様々な種類があり、それぞれ得意な分野や特徴があります。まずは、そのプラットフォームで成功した過去の事例などを見て、自分の興味のある分野に強いものを選ぶとよいでしょう。後ほど代表的なプラットフォームを紹介しますので、参考にしてください。

会員登録が終わったら、募集中のプロジェクトを見ていきましょう。興味のあるプロジェクトを見つけたら、プロジェクトの内容や計画、状況報告、目標金額、現在の資金調達状況など詳細をチェックして、納得できるものであれば金額を決めて参加します。

目標金額というのは、プロジェクトに必要な最低金額を設定したものです。この金額に到達しなかった場合、支援したお金がどうなるかは、プロジェクトの資金調達方式によって対応が分かれます。

「達成後支援型(All or Nothing方式)」の場合は、期限内に支援額が目標に到達した場合にのみ支援金が支払われる方式で、未到達の場合は参加者に全額返金されますので安心です。一方、「即時支援型(All in方式)」の場合は、支援があった時点で支援金が支払われる方式で、期限内に目標額に到達しなかった場合でも、支援金は戻ってきません。ここは重要なポイントですので、参加するプロジェクトを検討する際は、かならずチェックしてください。

支援できる金額の単位はプロジェクトによって変わり、1000円から支援できるものもあります。支援金の入金はプラットフォームによって異なりますが、クレジットカード、銀行振込、ペイパルなどが使用できます。購入型の場合、出資に対して商品や権利などの見返りがありますが、大口の出資者や初期段階での出資者には、一般の出資者と異なるプレミアがつくものもありますので、そうした部分も考慮して出資額を決めるとよいでしょう。

あとは、目標額が集まってプロジェクトが実行に移され、商品や権利が届くのを待つだけです。途中経過の報告もされますので、出資したプロジェクトはこまめにチェックするとよいでしょう。

災害支援や発展途上国支援、文化財保護といった寄付型のプロジェクトは、自宅に居ながら簡単に社会貢献ができるのでこちらもチェックしてみてください。なお、寄付型のプロジェクトは、即時支援型となっているものがほとんどです。

プラットフォームにはどんなものがあるの?

クラウドファンディングのプラットフォームを運営しているサイトはたくさんあります。そのすべてを紹介することはできませんので、代表的なものをピックアップして紹介します。

Readyfor

ユーザが追加した画像
> Readyfor

「Readyfor」は、2011年3月に誕生し、今年で7周年を迎えた国内初の購入型クラウドファンディングサイトです。医療や福祉、地域創生、災害支援といった社会貢献系のプロジェクトを中心に、2018年3月時点で7950件のプロジェクトを支援するなど抜群の実績を誇ります。購入型のほか、寄付型の「ReadyforCharity」、大学向けクラウドファンディングの「Readyfor College」、ガバメントクラウドファンディングの「Readyfor ふるさと納税」などを展開しています。

J:COMもReadyforと連携し、集まった支援金額と同額を拠出する「マッチングギフト」による支援のほか、コミュニティチャンネルなどでプロジェクトの活動を伝え、プロジェクトの取り組みの成果を映像化するなど、メディア企業ならではの取り組みを展開しています。

ユーザが追加した画像
> J:COM×Readyfor

CAMPFIRE

ユーザが追加した画像
> CAMPFIRE

2011年6月に誕生した「CAMPFIRE」は、国内最大級の掲載数を誇る老舗プラットフォームのひとつです。数多くの有名人、著名人が参加している点が特徴で、商品開発やアーティストの活動支援から地域活性化、災害支援まで、幅広いジャンルのプロジェクトを扱っています。

地域特化型クラウドファンディングサービス「FAAVO」と「CAMPFIRE × LOCAL」と統合した「FAAVO by CAMPFIRE」を運営開始予定で、これによりパートナー数全国360団体、流通総額56.4億円という国内最大のクラウドファンディングサービスとなりました。

Makuake

ユーザが追加した画像
> Makuake

「Makuake」は2013年8月とやや後発ながら、運営母体のサイバーエージェントのノウハウを活かしたプロジェクト支援に特徴があります。

電動自転車と折り畳み自転車を融合させたハイブリットバイクを制作するプロジェクトでは、クラウドファンディング国内最高額となる約1億2800万円を集めるなど、さまざまなジャンルで国内資金調達額ナンバー1のプロジェクトを誕生させています。

いかがでしたか?
新商品開発から被災地域の支援まで、いろいろな目的を持つ人を少額から支援できるクラウドファンディングは、今後ますます成長することが見込まれています。

日々新たなプロジェクトが誕生していますので、興味を持った方はぜひチェックしてみてください!

この記事の内容はいかがでしたか?あてはまるものを選んで、最後に送信を押してください。
こんな記事が読みたい、という要望があれば積極的に取り上げます。コメントを投稿ください。
トップへ戻る
OK
キャンセル