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ご存知ですか? フィルタリングの重要性

IT・デジタル
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未成年のスマホ使用率が急上昇しています。スマホは便利なものですが、ネットやアプリを自由に使わせることは得策ではありません。そこで、ネットやアプリを制限する「フィルタリング」の重要性が高まっています。今月のネット学園は、この「フィルタリング」について解説していきましょう。


ネットには危険がいっぱい!

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ネットはとても便利で楽しいものですが、危険もたくさん潜んでいます。ネット利用者全員がトラブルに遭う訳ではありませんが、正しい使い方を知らないとトラブルに遭う可能性は高くなります。自分の子どもがトラブルに巻き込まれてからでは遅いので、まずはネットの危険性を教えるためにネットの危険性について学んでおきましょう。


●便利で楽しいネットだが罠もある

中学生でも半数以上がスマホを持ち、高校生になればスマホを持っているのは当たり前の時代となりました。しかし、ネットには有害な情報もあり、未成年者のネット関連トラブルも報道が増えている今、使わせていることに不安を感じている方が多いのではないでしょうか?

子どもにスマホを与えないのが一番かもしれませんが、いまの子どもたちは友だちと連絡を取るために「LINE」や「カカオトーク」などのコミュニケーションアプリを使うため、持っていないことで仲間はずれにされてしまうかもしれません。子どもに「連絡を取るために必要」と主張されてしまうと、持たせないという決断は難しく、不安を感じながらもスマホを使わせているという方が少なくないようです。

しかし、ネットは有害な情報や未成年者にはふさわしくない情報が氾濫しているため、スマホを自由に使わせていると思わぬトラブルに巻き込まれる危険性があります。まず、どんな危険やトラブルの可能性があるのかを、スマホを与える側である私たちがしっかりと把握しておきましょう!


●アダルトサイトや出合い系サイト

ネットの有害情報で一番気になるのは「性」に関するものではないでしょうか? ネットには猥褻画像や動画を集めた「アダルトサイト」が多数あります。思春期の子どもたちが一番興味を持つものでもあり、間違った知識を覚えてしまうため、悪い影響も与えやすいといえます。検索すればカンタンにポルノ画像や動画が見つかるのが現状ですので、何らかの対策が必要でしょう。

また、いわゆる「出会い系サイト」も多数存在します。こうしたサイトを通じて子どもたちを狙う大人と知り合ったことが原因で、児童買春を始めとした犯罪に巻き込まれるケースが急増しています。特に18歳未満の女性が被害に遭いやすく、スマホや携帯電話を利用してこうしたサイトにアクセスしていることがほとんどです。ですので、特に女の子にスマホを与える際には、十分な注意をしなければなりません。


●ワンクリック詐欺

「ワンクリック詐欺」は、「有名人の流出動画」「無料お宝動画」など、好奇心をそそる文句でクリックさせ、「入会手続きが終了したので会員費用として○○万円必要」といった料金請求画面になるものです。架空請求詐欺の一種で一切支払の義務はありませんが、端末の情報やアクセス先を記録したような表示があるため、引っかかった場合、大人でさえ実際に料金を支払ってしまう例も少なくありません。自分に「アダルト動画を見ようとした」というやましいところがあるため、大人でさえ誰にも相談せずに振り込んでしまうのです。

こうした、悪質なワンクリック詐欺の多くは、「アダルトサイト」や「出会い系サイト」に仕掛けられていますが、「ゲーム攻略サイト」や「おもしろ動画サイト」にも仕掛けられているケースも多く、子どもたちが詐欺にひっかかってしまう可能性があります。子どもが引っかかってしまうと、親にも相談することができずに高額請求に悩んでしまうことでしょう。

「インターネット閲覧中に突然料金請求画面が表示された」(警視庁サイト)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/haiteku/haiteku/haiteku35.htm
 

●ネットで知りあった友だちは犯罪者かも…

ネットで知りあった、見ず知らずの人と友だちになることは、今や珍しいことではありません。出会い系サイトなどを利用していなくても、SNSやブログ、LINEなどのコミュニケーションアプリを通じて知り合い、友だちになるのが一般的です。そして、ネットで知り合った友だちと実際に会いたいと考え、会うことも珍しいことではありません。しかし、ネットではいくらでも身分や年齢を偽ることができます。最悪の場合、未成年を狙う犯罪者の可能性もあり、犯罪の被害者になったり、事件に巻き込まれたりしてしまうことも…。

こうしたトラブルは出会い系サイトだけのことと考えがちですが、現在はSNSやアプリを通じて知り合ったケースが急増しています。こうした危険性を子どもたちにしっかり伝える必要があるでしょう。


●SNSで個人情報が漏れていることも…

ネットリテラシーが身についている大人は、SNSなどに公開する個人情報を「どこまで誰に公開しても大丈夫か」ということが正しく判断できます。ところが、子どもはネットの危険性に対する認識が低く、判断もできないため、氏名や生年月日、住んでいる地域、通っている学校とクラスといった個人情報を公開してしまっていることが少なくありません。こうした情報と写真などの情報が合わさると、カンタンに個人が特定されるため、場合によっては犯罪者に狙われてしまう可能性があります。

●こうしたトラブルを未然に防ぐのがフィルタリング機能

ここまで紹介してきたように、ネットにはたくさんの有害情報や獲物を狙う犯罪者が存在します。大人であれば、ネットの使い方は学んできていますので、自身で判断し正しく使うことができますが、経験もなく判断力の乏しい子どもは、無防備な状態でネットを利用することになります。

そこで、必要になるのが、出会い系サイトやアダルトサイトなど、有害な情報が含まれるサイトへのアクセスを制限する「フィルタリング機能」です。現在、新たに18歳未満の子どもがスマホや携帯電話、PHSでインターネットを利用する場合、事業者からフィルタリングが提供されていますので、必ず利用するようにしましょう。フィルタリングについては、次の記事で詳しく解説していきます。

ZAQのフィルタリング機能はコチラから→ 「i-フィルター for ZAQ

ネット上の危険から子どもたちを守る フィルタリング

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「フィルタリング機能」は、正しいネットの知識と危険を判断する能力に乏しい子どもたちを「ネット上の危険」から守るための機能。適切に利用することで、ネットが原因のトラブルの多くを未然に防ぐことができます!


●判断力の乏しい子どもたちを守るのは親の責任!

子どもたちは、ネットの知識が乏しいため、無防備な状態といえます。そのため、騙しやすいため犯罪者に狙われやすく、被害にも遭いやすいといえるでしょう。実際、ネット関連で犯罪に巻き込まれる未成年は年々増えており、様々な対策が考えられています。

そのひとつが「フィルタリング」です。ネットの様々な有害情報を遮断する「フィルタリング機能」は、『青少年インターネット環境整備法』で18歳未満の子どもがインターネットを使う時には使用を義務付けられています。しかし、実際の使用率は全体の約半数とそれほど多くはありません。その原因は、「フィルタリングの存在を知らない」「知っていたが使い方がわからない」といった知識不足や「自分の家族は大丈夫」という思い込みのほか「なんでも遮断してしまい不便そう」という理由のようです。

しかし、的確な判断ができない子どもを守るのは親の役目。フィルタリングについてしっかりと学んで、子どもたちをネットの危険からしっかりと守りましょう!

《関連情報》
「青少年インターネット環境整備法」
 

●スマホはフィルタリング必須!

キャリア(docomo、SoftBank)でスマホを契約した場合、「アダルトサイト」や「出合い系サイト」などの有害サイトへのアクセスを制限するサービスを無料で使うことができます。フィルタリングやアプリの機能制限などができるアプリも提供されていますので、子どもにスマホを与える際は、必ず導入して設定しておきましょう。

また、すでにスマホを使わせている場合でも、いまから設定することができますので、導入を検討してみてください。ただし、導入前にきちんと理由を説明して、子どもたちと話し合うことが大切です。

■ネットワーク型フィルタリング
docomo「アクセス制限サービス」
docomo「あんしんモード」(アプリ)
au「安心アクセスサービス for iOS」
au「安心アクセス for Android」
SoftBank「ウェブ安心サービス(フィルタリングサービス)」
SoftBank「Yahoo! あんしんねっと for SoftBank」(アプリ)


●Android のスマホはアプリも制限可能

スマホのブラウザで利用するネットサービスやサイトの有害情報は、「フィルタリングサービス」でブロックできます。しかし、スマホの場合、サービス専用アプリを使って接続することができるものもあるため、ブラウザのブロックだけでは不十分です。そこで、使いたいのが「フィルタリングアプリ」です。フィルタリングアプリを利用すれば、アプリの利用をブロックできるため、アプリ経由のネット接続も遮断できるようになります。

こうしたフィルタリングアプリは、上で紹介しているキャリア公式のもののほかにもいくつか種類がありますが、基本的にAndroid専用のものがほとんどです。

そのため、iPhoneの場合は、標準機能を使ってアプリをブロックする必要があります。まず、「設定」アイコンをタップして設定メニューを開き、「一般」→ 「機能制限」と進みます。画面上部の「機能制限を設定」をタップすると、機能制限用のパスコードを設定する画面になりますので、パスコードを設定してください。(※初めて機能制限する場合のみ。すでに機能制限を利用したことがある場合は、設定してあるパスコードを入力します)。機能を制限したいアプリの横のスイッチをオフにすると、そのアプリが利用できなくなります。

たとえば、ブラウザを使わせたくない場合は「Safari」をオフにします。「インストール」をオフにすれば、新しいアプリをインストールできなくなります。また、すでに使わせたくないアプリがインストールされている場合は、ホーム画面から削除してください。これで、iPhoneの設定は一通り終了です。
 

●Wi-Fi接続でも制限できる?

スマホをWi-Fiでネットにつないだ場合、キャリアのフィルタリングサービスは通信回線上でブロックするものですので、有害情報をブロックすることが出来ません。しかし、スマホ本体にインストールするフィルタリングアプリを利用すれば、Wi-Fi接続の場合でも有害情報をきちんとブロックできます。同様にiPodやWalkmanなどのiOSやAndroidを搭載した携帯音楽プレーヤーなどもブロックできます。
 

●自宅のネット回線もフィルタリングしよう!

スマホだけでなく子どもが自由に使えるパソコンがある場合、こちらも忘れずにフィルタリングしておきましょう。パソコン本体で設定する方法のほか、プロバイダーのサービスや市販のフィルタリングソフトを利用することで、フィルタリングすることができます。また、メーカー製パソコンの場合、最初からフィルタリング用のソフトが入っている場合もあるので、まずはお使いのパソコンやプロバイダーで設定方法を確認してみてください。

J:COMのユーザーなら、申込むだけで「iフィルター」が無料でご利用いただけます。詳細は下記サイトでご確認ください。
ZAQのフィルタリング機能はコチラから→ 「i-フィルター for ZAQ
 

フィルタリングは学ぶきっかけになる!

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親である私たちが、子どもたちにネットの危険性について正しく教えることができれば、「フィルタリング」は必要ないものでしょう。しかし、それは現実的ではありません。というのも、子どもたちに対して、面と向かってネットの危険性をきちんと話せる親はそれほど多くないからです。また、子どもたちのほうがネットの仕組みやサービスに詳しいことが多いため、親のあやふやな知識の説明では納得しない可能性もあります。

そこで「フィルタリング」の出番です。「フィルタリング」をかけることでスマホでできることが制限され、「見られないサイト」や「使えないアプリ」が出てきます。すると、子どもの方から「サイトの○○を見たい」「○○のアプリを使いたい」といって相談してくるでしょう。こうして相談してきたときが、ネットの危険性を教えるチャンスなります。

もし、自由に使わせていたら、子どもたちは「なぜこのサイトを見てはいけないのか?」「なぜこのアプリが使わせてもらえないのか?」ということを考えることがありません。すると、「何が危険か」ということや「危険に対する対処法」などがいつまで経っても身につきません。つまり、いつまでも無防備なままネットを使い続けることになり、痛い目に遭うまで学習することができないのです。
 

●子どもたちが使いたいと言ってきたら…

子どもたちがサイトやアプリを使いたいと相談してきたら、まずは「使いたい理由」を聞きましょう。そして、なぜブロックしていたのかをこちらからもきちんと説明します。こちらから話しづらいことでも、子どもの方からの相談であれば、犯罪やトラブルの具体的な事例をあげて危険性を説明しやすいはずです。話しにくいことだと思いますが「性犯罪」についてもきちんと話しておくべきでしょう。

そして、今後どうするかを子どもたちと一緒に考え、家族みんなで話し合って決めましょう。こうして、きちんと説明し話し合うことで、ネットの危険から身を守るための知識が子どもたちに身につくわけです。
 

●親子で話し合うことがポイント

大切なポイントは「親子できちんと話し合う」ことです。相談されたことに対して、きちんと具体的な事例をあげて説明し助言することで、子どもも納得しやすくなります。すると、「公開範囲を友人限定にする」「個人情報はアップしない」「ネット上で知り合った人には教えない」といったように、使い方のルールも自然と決まっていくでしょう。頭ごなしに決められたルールではなく、親と話し合って決めたルールなら子どもたちも守るものです。

「フィルタリング」は、子どもたちをネットの危険から守るほか、このようにネットの危険性や使い方について親子で考え話し合う機会にもなります。子どもが成長すれば、また相談してくるでしょうから、その都度話し合いながら制限を解除していきましょう。こうすることで、子どもたちを守りながら、正しい知識を教えていくことができるわけです。
 

●親にも正しい知識が必要

子どもたちと話し合うにあたって、親にも正しい知識が必要となります。特にネットのトラブルや犯罪の事例については、きちんと説明できるようになっておきましょう。具体的に「どういうサービスやアプリが、トラブルや犯罪のきっかけになったのか?」「どんな手口だったのか?」「結果、被害者がどうなったのか?」の3つは説明できるようになりましょう。単に「危険だから」では、子どもたちは納得しません。「こういうことがあったから、こういう使い方はどうか?」というアドバイスなら、子どもたちも素直に納得するでしょう。

くれぐれも「自分の家族だけは大丈夫」という考えはやめてください。ネット利用者全員がトラブルに遭うわけではありませんが、誰もがネットでトラブルに遭う可能性があるのです。子どもたちが被害に遭ってからでは遅いので、今すぐ「フィルタリング」の導入を進めてください。

ZAQのフィルタリング機能はコチラから→ 「i-フィルター for ZAQ
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